2013-05-23

鹿の会 の記録

鹿肉を食べながら、鹿について語る会を開催しました。アトリエパッチワークのゴウダさんとの共同企画です。

鹿肉のシーズンは猟期の冬場(11月〜3月くらい)のため時期をはずれていましたが、ご厚意をいただき、京丹波で猟師をされている垣内さん、美山の田歌舎さんから鹿肉を仕入れることができました。

メニューは、鹿カツ、鹿肉じゃが、鹿の唐揚げ、鹿肉のしぐれ煮(加藤さんご提供)、鹿ソーセージのスープ、鹿ウィンナー、鹿カレー(ぐるぐるかふぇのアキさんご提供)など、、、NPO法人京都村事務局の林さんにメニュー考案、当日料理作成のご協力をいただきまして、実に食べ応えのある食卓になりました。

当日は、鹿についてのさまざまな取り組みをされている方、思いを持った方たちが集まりました。農業経営学の研究者さん、左京区の猟師さん、宝塚で鹿肉料理教室をされている方、「鹿の楽園」京丹波の絵本屋さん、鹿いっぱいの北区の山でまちづくりをしている方、自分で鞣した鹿革を持参してきはった革職人さん、ジビエ大好きな方、などなど。。。

最初にみなさんにひとことずつ自己紹介をしていただいて、その後はゆっくりとおしゃべりタイム。それぞれの出会いが次につながる予感がした、素敵な会でした。

ここ数年、日本全国で増えた鹿が森林の生態系や農村を脅かしており、個体数の「適正化」が必要ではあるが、一方で、山の恵みでもある鹿を有効に活用するための仕組みづくりも必要である、との課題があります。

これから、ぼんげんも、多くの方の取り組み・思いのうねりの中に身を投じて巻き込まれていく予定で、それはまたの機会にご紹介させていただきます。

次回、「第2回 鹿の会」は夏ごろに企画する予定です。


■ゴウダさんの素敵なご案内文(転載)

ゆるゆるの鹿の会を企画しました。いろいろつながればと思います。
第一回 鹿の会

ある日、鹿肉のカレー食べてみてください!と持ってこられた。
紹介してもらった方は、猟師になりたいと言い、
鹿革の流通を模索されていた。
そのまた紹介してもらった団体は、やはり鹿をなんとかしたいらしく
鹿マンなるものができあがっていた。
そこに、鹿のことなら私に!という方が遊びにきた。
そういや、友達が猟師さんと結婚して鹿肉を食堂に卸している。
絞り染めの組合の新しい企画は、鹿革の染めだった。
秋冬の展示会で新しい手ぶくろも鹿革だった。
山里の研究者も目の前にいはりました。
なんだなんだ、私のまわりに鹿がいっぱいやってきている!
ということで、鹿の会をします。
今回は、鹿のことをみんなで共有して、
これからの鹿について話しをしたいと思います。
それぞれの立場から、できることを。
鹿に興味のある方は、どなたさまでも参加できます。
よろしくお願いします!
みんなで、鹿を食べてみませんか?
atelier patchwork ゴウダエイコ


下ごしらえ

ソーセージと酢キャベツの煮込み

鹿のロースト

みなさん自己紹介

集合写真は鹿のポーズ